沙羅 鳥人ニッカネン超えW杯47勝目「最後の最後まで集中できた」

[ 2016年12月11日 21:54 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第4戦 ( 2016年12月11日    ロシア・ニジニタギル=HS100メートル、K点90メートル )

高梨沙羅
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)女子ジャンプは11日、ロシアのニジニタギルで個人第4戦(ヒルサイズ=HS100メートル、K点90メートル)が行われ、2季連続4度目の個人総合優勝を狙う高梨沙羅(20=クラレ)は1回目に92・5メートル、2回目に最長不倒の98・5メートルを飛び合計250・7点で優勝した。W杯通算47勝目で「鳥人」と呼ばれた男子のマッチ・ニッカネン(フィンランド)を抜き、ジャンプの男女を通じて歴代単独2位となった。

 前日の第3戦で3位と開幕3連勝を逃した高梨がきっちり巻き返した。1回目に92・5メートルを飛んで4位につけると、2回目にめまぐるしく風向きが変わる条件で98・5メートルの大ジャンプ。逆転で開幕から4戦3勝と圧倒的な強さを見せつけた。

 ガッツポーズで締めた高梨は観衆から大きな歓声を送られ「きのうの2本でこのジャンプ台の感覚はつかめていた。この難しい条件で集中力を切らさずに、最後の最後までやるべきことに集中できたのはよかった」と笑顔で振り返った。

 15歳だった2012年3月にW杯初勝利を挙げて以降、驚異的なペースで白星を重ね、出場77試合で47勝。勝率は6割を超え、表彰台を逃したのは9戦だけだ。女子で勝利数2位のヘンドリクソン(米国)はまだ13勝。このペースで勝ち進めば今季中にも男子のシュリーレンツァウアー(オーストリア)のW杯最多勝53勝に手が届く勢いだ。

 伊藤有希(22=土屋ホーム)は222・0点で8位、勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は212・1点で12位、岩渕香里(23=北野建設)は186・6点で28位だった。

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