リオ金の大野、ルール変更に「全く問題ない」原沢は「分かりやすい」

[ 2016年12月10日 21:51 ]

 国際柔道連盟(IJF)が9日に発表した2017年以降の新ルールに対し、リオデジャネイロ五輪男子73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)は10日、「技でポイントを奪う柔道をずっとやってきたので、変更は全く問題ない」と述べた。

 豪快な大外刈りや内股が持ち味とあって「投げることを重視してくれるのは大歓迎。自分は指導を取られることも、狙ったこともない。相手を投げて勝てばいい」と貫禄十分だった。

 リオ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)は「(廃止される)有効の技を技ありとして取ってくれるのかは気になるが、見る側には分かりやすくていい」と話す。4分への試合時間短縮には「自分はスタミナがあるので5分の方が良かった」と苦笑いした。

 来年1月、新ルールに関するIJFの審判セミナーがアゼルバイジャンで開かれ、日本は男子の井上康生監督と女子の増地克之監督を派遣する。

続きを表示

2016年12月10日のニュース