キャブス ジェームズが通算得点9位浮上、27得点で3連勝導く

[ 2016年12月10日 17:50 ]

シュートを放つキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBAは9日に各地で9試合を行い、キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(31歳)が地元クリーブランドでのヒート戦で27得点、8リバウンド、8アシストをマーク。通算得点は2万7313となり、エルビン・ヘイズ(元ブレッツほか=2万7288)抜いて歴代9位に浮上した。同8位のモーゼス・マローン(元ロケッツほか=2万7409)まであと96得点で、史上16人目となる通算7000アシストにもあと「4」と迫っている。

 試合は114―84(前半57―46)でキャバリアーズが勝って16勝5敗。ケビン・ラブ(28歳)がチーム最多の28得点と15リバウンドを稼ぎ、チームは3連敗のあと3連勝となった。

 ジェームズの古巣でもあるヒートは7勝16敗。故障者続出でこの日は8選手による苦しいローテーションとなったが、第3Qまでに18点差をつけられて4連敗を喫した。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は地元オクラホマシティーでのロケッツ戦で27得点、10リバウンド、10アシストを記録して今季12回目(通算49回目)のトリプルダブルを達成。7試合連続で個人成績の3部門に2ケタの数字を並べたのは1989年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)以来、27年ぶりの出来事となった。

 NBA記録は1968年にウィルト・チェンバレン(当時76ers)がマークした9試合。ウエストブルックはこの記録にあと2試合と迫っている。

 ただし試合は99―102(前半49―55)で敗れてサンダーは14勝9敗。連勝は6でストップした。ウエストブルックは13年のプレーオフで自身の膝を負傷させたロケッツのパトリック・ビバリー(28歳)の執ようなマークにあって、フィールドゴールの成功は25本中8本のみ。3点シュートは7本すべて失敗し、ターンオーバーは8回を数えた。

 なおウエストブルックの今季平均成績は30・9得点、10・8リバウンド、11・3アシスト。依然としてシーズンを通してもトリプルダブルをキープしている。

 西地区サウスウエスト2位のロケッツは5連勝を飾って16勝7敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)が21得点、12アシスト、エリック・ゴードン(27歳)が17得点をマークして同ディビジョン首位のスパーズ(18勝5敗)に2ゲーム差まで詰め寄ってきた。

 腰痛のデリック・ローズ(28歳)を欠いているニックスは敵地サクラメントでキングスを103―100(前半54―53)で退けて13勝10敗。カーメロ・アンソニー(32歳)は残り14・8秒でのフリースロー2本を含めて33得点、クリスタプス・ポルジンギス(21歳)も17得点を挙げてチームを引っ張った。

 キングスは8勝14敗。センターのディマーカス・カズンズ(26歳)は28得点と12リバウンドを挙げたが、土壇場で競り負けた。

 <その他の結果>ホーネッツ(14勝9敗)109―88マジック(10勝14敗)、ラプターズ(16勝7敗)101―94セルティクス(13勝10敗)、ホークス(12勝12敗)114―110バックス(11勝10敗)、ピストンズ(13勝12敗)117―90ティンバーウルブス(6勝17敗)、マーベリクス(5勝17敗)111―103ペイサーズ(11勝12敗)、サンズ(7勝16敗)119―115レイカーズ(10勝15敗)

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