初出場16歳・坂本 SP2位「乗っていけた」

[ 2016年12月10日 05:30 ]

ジュニアGPファイナル ( 2016年12月8日    フランス・マルセイユ )

ジュニアの女子SPで2位につけた坂本の演技
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 ジュニアGPファイナルの女子ショートプログラム(SP)では、初出場の坂本花織(16=神戸FSC)が64・48点で首位アリーナ・ザギトワ(ロシア)と6・44点差の2位につけた。紀平梨花(14=関大KFSC)は54・78点で最下位の5位と出遅れた。世界ジュニア女王の本田真凜(15=大阪・関大中)はインフルエンザへの感染が判明し、棄権した。

 初出場ながら2位につけた坂本は「最初から最後まで勢いが落ちず、乗っていけた。楽しかったです」と笑顔を見せた。ダイナミックなジャンプを武器にする全日本ジュニア女王は3回転フリップ―3回転トーループのコンビネーションなどジャンプ3つを確実に決めた。自己ベストには約1点届かなかったものの、実力者ぞろいのロシア勢に割って入った。演技直前に本田の棄権を知り「一緒に出れなくて残念。(紀平)梨花ちゃんと2人でお互いに頑張らなあかんなと言い合ってました」。仲間の分もきっちり滑った。

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2016年12月10日のニュース