初対面 錦織「考え方は少し違うかな」松山「東京五輪では金メダル目指す」

[ 2016年12月9日 19:58 ]

渡辺謙(中)から肩を抱かれる錦織圭(左)と松山英樹
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 日本のスポーツ界を代表するトップアスリートの2人が初対面を果たした。男子テニスで世界ランキング5位の錦織圭(26=日清食品)と男子ゴルフで世界6位の松山英樹(24=LEXUS)は9日、俳優の渡辺謙(57)がホスト役を務めるフジテレビの特番「The世界力」(30日23時)の収録で、約2時間に渡って互いの競技や経歴などについて語り合った。

 世界規模のツアーを転戦する個人競技。錦織は4大大会、松山は4大メジャーと日本人が手にしたことのないビッグタイトル獲得の期待を背負う点でも共通している。錦織は「これからランキングを上げていくことだったり、境遇は近いものがある。一緒に強くなっていきたい」と松山のことを意識している。リオ五輪を欠場した松山に対して「東京五輪はどう考えてるのかを一番聞きたかった」と質問。松山は「東京は絶対に出る」と断言し「東京五輪ではしっかり金メダルを目指して頑張りたい」と答えた。それを聞いた錦織は「次回は一緒に戦えたらうれしい」と喜んだ。

 約2時間の対談を終え、錦織は「考え方は少し違うかな。思ったよりも楽観的に物事を見ていたり、それが彼のやり方でいいところ」と印象を語った。一方の松山は「錦織さんは思ったより細かった。体幹はしっかりしているんだけど、走る競技だけに細いんだなと思った」と語り、「テニスはこんなに世界中を転戦していて、ゴルフの移動よりも全然ハード。自分もしんどいと言っていられない」と刺激を受けた様子だった。

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2016年12月9日のニュース