羽生 史上初4連覇に向け今季世界最高で首位発進!宇野は4位

[ 2016年12月9日 06:00 ]

羽生結弦
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日にフランス・マルセイユで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で男女を通じて史上初となる4連覇を狙う羽生結弦(22=ANA)は、106・53点で首位に立った。

 羽生は冒頭の4回転ループの着地をこらえると、残りの4回転サルコー―3回転トーループ、トリプルアクセルはきちんと決め、昨年のGPファイナルで出した110・95点には及ばなかったが、今季世界最高の高得点をマークした。

 昨年3位に続く2大会連続の表彰台を目指す宇野昌磨(18=中京大)は、練習では精彩を欠いていた大技の4回転フリップは着氷したものの、4回転トーループで転倒、連続ジャンプにできず86・82点で4位。

 パトリック・チャン(25=カナダ)が、自己ベストの99・76点をマークし2位。世界選手権2連覇中のハビエル・フェルナンデス(25=スペイン)はジャンプのミスもあり91・76点で3位。ネイサン・チェン(17=米国)は85・30点で5位、アダム・リッポン(27=米国)は83・93点で6位発進となった。

 フリーは10日(同11日)に行われる。

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