羽生、ジャンプ絶好調!宇野は4回転フリップで苦戦

[ 2016年12月9日 00:47 ]

公式練習の開始を待つ、ハビエル・フェルンナンデス、羽生結弦、宇野昌磨
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男女を通じて初の4連覇を狙う羽生結弦(ANA)が8日午前、フランスのマルセイユで同日夜(日本時間9日早朝)に行われる男子ショートプログラム(SP)に向けて最終調整し、ジャンプが絶好調だった。

 羽生は「(状態は)いい。気持ちも十分に上がっている」と自信を見せていた通り、SPの曲「レッツ・ゴー・クレイジー」をかけた実戦さながらの練習で4回転ループ、4回転サルコー―3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)の全ジャンプで鮮やかに着氷した。

 「調子はそこまで悪くない。しっかり試合を楽しんで、いい演技をしたい」と話していた昨年3位の18歳、宇野昌磨(中京大)は、大技の4回転フリップで相変わらず精彩を欠いた。

 9日(同10日)にSPが行われる女子には、昨年2位の宮原知子(関大)が日本勢でただ一人出場する。

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2016年12月8日のニュース