千葉県一宮町で祝!サーフィン開催地決定イベント

[ 2016年12月8日 11:10 ]

 2020年東京五輪の追加種目、サーフィンの開催会場に決まった千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で8日朝、決定を祝うイベントが開催された。

 馬淵昌也町長は「五輪では世界初の会場となり、歴史に新しいページができる。選手をはじめ皆さまにとって良い五輪を目指す」とあいさつ。青空の下、地元のサーファーら100人以上が参加し、海岸を背景に「TOKYO2020 釣ケ崎海岸」と書かれた紙を持って記念撮影した。

 同町に住む中学1年中塩佳那さん(12)は「いつも練習している場所が会場になってうれしい。金メダルを取りたい」と話した。今年の全米サーフィン選手権の10歳以下のクラスで日本人初の優勝を果たした千葉県いすみ市の小学5年岩見天獅くん(11)は「年齢など出られる条件はまだ分からないけど、世界のサーファーに負けないように頑張る」と意気込んだ。

 サーフィン会場を巡っては、神奈川県や愛知県などの自治体も候補に名乗りを上げていた。過去に国際大会の経験があることなどが、一宮町が選ばれた理由とみられる。東京五輪では波乗りの技術を競う「ショートボード」が実施される。

 千葉県の森田健作知事は8日、「オリンピック史上初となる競技が本県で開催されることは光栄。大会の成功に向けて、関係市町村や競技団体などと緊密に連携を図りながら準備を進める」とコメントを発表した。





((了)(H)(05)161208 110943

 【編注】▽馬淵昌也(まぶち・まさや)▽中塩佳那(なかしお・かな)▽岩見天獅(いわみ・てんし)▽森田健作(もりた・けんさく)

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