奈紗が帰国 米女子ツアーに来季挑戦へ決意「できれば優勝」

[ 2016年12月7日 18:36 ]

米女子ゴルフツアーの最終予選会を終えて帰国し、報道陣の取材に応じる畑岡
Photo By 共同

 米女子ゴルフツアーの最終予選会で来季の出場権を獲得した17歳の畑岡奈紗が7日、成田空港に帰国し「1年目は大事なシーズンになる。賞金シードを取って、できれば優勝。将来は世界ランキング1位になりたい」と抱負を述べた。

 米フロリダ州で5日間行われた最終予選会では第3日まで首位に立つなど奮闘し、大半の試合に出場できる上位20人に入った。それでも終盤はスコアを落とし「自分の甘さ。全てが足りないと感じた」と納得はしていない。

 強豪の中で戦っていくにあたり、ドライバーで現在約250ヤードというショットの飛距離を伸ばしたいという。「あと15ヤードは飛ばしたい」とオフのトレーニングでは体幹を鍛える方針。年末年始は約10日間、マレーシアで合宿し、来年1月下旬の開幕戦出場を目指して準備していく。

 畑岡が憧れる元世界ランク1位の宮里藍は同日、千葉県で契約メーカーのイベントに出席し「彼女ならやっていける。私はルーキーの時は楽しくて仕方なかった。奈紗ちゃんも楽しんでほしい」とエールを送った。

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2016年12月7日のニュース