リオ五輪代表・矢沢 東京五輪へ 僧侶辞め青森に拠点

[ 2016年12月7日 05:30 ]

 カヌー・スラローム男子カヤックシングルのリオ五輪代表で異色の「お坊さんアスリート」として注目を集めた矢沢一輝(27)が来年4月からカヌーのコースが整備されている青森県西目屋村に拠点を移すことが6日、分かった。

 善光寺大勧進(長野市)の僧侶は辞め、同村の職員として2020年東京五輪を目指す。矢沢はロンドン五輪後の13年に出家し、僧侶の務めを果たしながら、リオ五輪出場。11位で決勝進出を逃した五輪後は、僧侶を続けながら競技に取り組む意向を示していたが「考え直した。東京五輪に出たいと思った」と、よりよい環境を求めて転身を決意した。

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2016年12月7日のニュース