栃木 三河の連勝止めた! 田臥&ロシター残り1分で決着

[ 2016年12月5日 05:30 ]

<栃木・三河>第1クオーター、シュートを決める栃木・田臥
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 Bリーグ東地区の栃木が西地区首位の三河に74―68で競り勝ち、15勝4敗とした。終了間際に田臥勇太(36)のアシストからライアン・ロシター(27)が得点を重ね、接戦の末に敗れた前日の雪辱を果たした。三河は16勝5敗で、連勝は8で止まった。

 旧ナショナルリーグ(NBL)時代からしのぎを削ってきた栃木と三河のライバル対決は、2日続けて終盤まで一進一退の攻防となった。残り1分を切ってスコアは同点。白熱の展開に決着をつけたのは、栃木が誇るホットラインだった。

 66―66からの攻撃で、田臥がゴール前にふわりとしたパスを送る。空中で受けたロシターがそのままジャンプシュートで勝ち越した。さらに残り40秒、スチールから、ゴール下のロシターへパス。28点目となるダンクを叩き込んだ。

 ロシターが「彼の存在が、このチームを選んだ理由の一つ」と称えれば、田臥も「もう何年も一緒にやっていて、彼の動きは分かっている」と話す。ここ一番で頼りになるコンビが、初代王者を目指すチームを支えている。

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2016年12月5日のニュース