川崎10連勝 ファジーカス24、篠山13得点で圧倒

[ 2016年12月4日 05:30 ]

Bリーグ第11節第2日 ( 2016年12月3日    川崎市とどろきアリーナ )

 中地区首位の川崎が、東地区最下位・北海道を91―78で下して10連勝を飾った。得点ランキング・リーグ1位のニック・ファジーカス(31)が両チーム最多の24得点を奪い、日本代表の篠山竜青(28)も日本人最多の13得点と活躍。堅守で北海道の反撃を抑え実力の差を見せつけた。

 中盤にギアを上げた川崎が、粘る相手を突き放した。6点差の第3クオーターで、永吉が2連続得点を決めてガッツポーズ。大黒柱のファジーカスも立て続けにゴールを奪い、流れをつかんだ。

 北ヘッドコーチは10連勝について「最初(第1Q)に走れたことが好スタートを切れた要因。第4Qもしっかり走ってリードを広げたのは大きい」と満足感を口にした。NBL時代と違い、現リーグはA東京や三河など実力上位が3地区に分散。篠山は「連勝が伸びやすくなっていると感じる」という。ただ、現在は地区を超えた“交流戦”が行われており23、24日には東地区首位のA東京と激突する。優勝を争うライバルとの対決が迫り、篠山は「そういうチームと戦った時に2連敗とかしていたら意味がない」と口元を引き締めた。

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2016年12月4日のニュース