高梨沙羅が好発進!圧勝でW杯通算45勝目、伊藤有希とワン・ツー

[ 2016年12月3日 02:43 ]

W杯開幕戦で優勝した高梨(中)2位の伊藤(左)3位のルプレヒト(右)=AP
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日(日本時間3日)、ノルウェーのリレハンメルで個人第1戦(HS100メートル、K点90メートル)を行い、高梨沙羅(20=クラレ)が合計271・3点で優勝、W杯通算45勝目を飾った。2位には伊藤有希(22=土屋ホーム)が251・4点で入った。

 1回目に95メートルを飛んで首位に立った高梨は2回目にヒルサイズに迫る最長不倒の99・5メートルをマークして圧勝。2季連続4度目の個人総合優勝に向け、好スタートを切った。

 伊藤は1回目に94・5メートルを飛んで2位につけると、2回目は92・5メートルと距離を落としたものの、順位を守った。岩渕香里(23=北野建設)は212・3点で19位、勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は206・4点で24位だった。

 ▼高梨沙羅の話 初戦に勝てたことで自信になった。やっとジャンプ台の特徴に合わせられた。1回目は(踏み切りの)タイミングが早くなってしまったけど、2回目は合わせられた。

 ▼伊藤有希の話 今季は世界選手権もあるし、いいスタートが切れた。1回目はまずまず。2回目は(踏み切りの)タイミングを外した。次は納得できるジャンプをそろえられれば。

 ▼岩渕香里の話 (助走姿勢が)うまくはまらなかった。(重心が後方に)置いていかれないようにできれば、自分の持っている力は出せると思う。失敗を反省しつつ、切り替えたい。

 ▼勢藤優花の話 トップ10からスタートしたかった。しっくりした(助走の)スタートができなかったが、ジャンプの流れは良かった。(次戦は)いい成績を残せるように頑張りたい。

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