カウボーイズ、同一シーズンのチーム連勝記録を11に伸ばす

[ 2016年12月2日 14:53 ]

第4日、逆転のTDレシーブをマークしたカウボーイズのWRブライアント(AP)
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 NFLは1日、ミネアポリスで第13週の1試合を行い、カウボーイズが17―15(前半7―3)で地元のバイキングスを下して11勝1敗。チーム記録となっている同一シーズンの連勝を「11」に伸ばした。

 試合は総合守備リーグ3位のバイキングを相手に大苦戦。得点(17)、獲得ヤード(264)、ファーストダウン(13)はすべて今季のチーム最少となった。しかし7―9で迎えた第4Qの4分38秒、新人QBダク・プレスコット(23歳)からWRデズ・ブライアント(28歳)に8ヤードのTDパスが通って逆転。残り25秒にTDパスを許したあとの2点コンバージョン(パス)を阻止して勝利を収めた。

 快進撃を支えているプレスコットのパス成功は18回中12回で139ヤードのパス獲得は自身ワースト。3度のサックも浴びるなど最後まで苦しんだが、それでもなおチームを勝利に導いた。

 バイキングスはマイク・ジマー監督(60歳)が目の緊急手術で戦列を離脱。スペシャルチームを担当していたマイク・プリーファー・コーチ(50歳)が急きょ指揮官としてチームを率いた。QBサム・ブラッドフォード(29歳)は45回中32回のパスを通して247ヤードをマークするなど、プレスコットの成績を上まわっていたが、TEカイル・ルドルフ(27歳)をターゲットにした2点コンバージョンのパスは失敗。ブラッドフォードはこのプレーの際に「顔面をヒットされた」と相手の反則を主張したが認められなかった。

 バイキングスは6勝6敗。開幕5連勝のあとは7戦6敗と急ブレーキがかかっており、NFC北地区では現段階で首位ライオンズ(7勝4敗)に1・5ゲーム差をつけられた。

 なおカウボーイズのTEジェイソン・ウィッテン(34歳)はこの日レシーブなし。2008年から続いていた連続レシーブ記録は130試合でストップした。

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