高梨沙羅、最終調整で伸び悩む「1本も納得いかなかった」

[ 2016年12月2日 09:45 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日午後5時(日本時間3日午前1時)にリレハンメルで行われる個人第1戦(ヒルサイズ=HS100メートル)で開幕する。2季連続4度目の個人総合優勝を狙う高梨沙羅(クラレ)は1日、会場での最終調整で3回の飛躍を行い、90・5メートル、97・5メートル、90メートルとやや伸び悩んだ。

 助走路の滑りがしっくりきていないと言い「1本も納得いくジャンプが出なかった。反省点を整理し、切り替えていければ」と話した。開幕戦を勝ったシーズンは全て総合優勝を手にしている。「いいスタートを切れるよう、しっかり準備していかないと」と表情を引き締めた。

 1日は予選が実施され、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)が4位、岩渕香里(北野建設)が24位で本戦に進んだ。高梨、伊藤有希(土屋ホーム)ら昨季の個人総合上位は免除。

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