【丸山茂樹観戦記】チーム戦で勝つには、あうんの呼吸が重要

[ 2016年11月28日 09:30 ]

男子ゴルフ国・地域別対抗戦ISPSハンダW杯最終日 ( 2016年11月27日    オーストラリア・メルボルン キングストン・ヒースGC=7111ヤード、パー72 )

バーディーパットを沈めて石川遼とグータッチする松山
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 日本代表として戦った松山と石川の2人には拍手を送りたい。国を背負うことで大きな期待も感じていただろう。本来の力が出し切れなかったのは残念だったと思うが、雄姿は見せてくれた。フォアサム、フォアボールという試合方式の中で、初めて組んだペアが実力通りのプレーをするのは簡単ではない。2人が得意にしているパー5でなかなかバーディーを取れなかったあたりに普段と違うゴルフをさせられている印象を受けた。

 伊沢利光さんとのペアで優勝した02年W杯の勝因はまず2人が絶好調だったこと。ショットもパットもアプローチも最高のパフォーマンスを出すことができた。コンビネーションも最高だった。僕が12歳の時から知っているからあうんの呼吸があった。チーム戦で勝つにはそういう要素も重要だ。試合方式に対する慣れも必要だし、松山と石川にとって今回の経験は必ず生きてくると思う。

 僕が経験した優勝の中でもW杯の優勝の喜びは格別だしパートナーが伊沢さんだったこともあって深く記憶に残っている。2人にもこの喜びを味わってもらいたい。

 今後、松山には好調を維持してメジャー制覇など大きなことを成し遂げてほしい。石川は腰痛で苦しんだが、見事に復活した。シード獲得ではなく初優勝を目標に頑張ってほしい。(プロゴルファー)

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