日本郵政G 創設3年目で初優勝!5区区間賞の鍋島が導いた

[ 2016年11月28日 05:30 ]

スポニチ後援 第36回全日本実業団対抗女子駅伝 ( 2016年11月27日    宮城県松島町文化観光交流館前~仙台市陸上競技場 6区間42・195キロ )

優勝し、ゴールテープを切る日本郵政グループ・寺内
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 創部3年目の日本郵政グループが2時間15分8秒で初優勝を飾った。リオデジャネイロ五輪女子5000メートル代表で2区を走った鈴木亜由子(25)と同1万メートル代表の3区・関根花観(20)が流れをつくり、5区・鍋島莉奈(22)が5チームによる先頭集団を抜け出した。2位は第一生命グループ、3位はヤマダ電機。4連覇を目指したデンソーは11位に終わった。

 終盤での5チームによる先頭集団。3位でタスキを受けた日本郵政グループの5区・鍋島は沿道からの声援でギアを上げた。「郵便局を通るたびに“頑張れ”と応援してくれた」。区間中は4カ所にある郵便局の前で各約30人の応援団が待ち構える。エールを背にした22歳の足取りは軽く、6キロすぎに飛び込んできた高橋監督からのGOサインで仕掛けた。

 ワコール、九電工を突き放し、第一生命グループのリオ五輪マラソン代表の田中との一騎打ち。実力者に追われる重圧よりも、「必死で白バイだけを追いかけた」という鍋島が無心の走りで前に出た。優勝に導く17秒差。区間賞にも輝き、高橋監督は「仕上がりが一番良かった」と認めた。最後は寺内が貯金を守り胴上げされると「トップ5に入る思いはあったが、まさか優勝するとは。全く準備してなかった」と目を白黒させた。

 予選会8位で、危機感を募らせた監督はチーム力を高めるため、合宿外の選手にもスマホの無料通信アプリのLINEで情報共有させた。鈴木主将は「もう一度、チームまとまってやろう」と選手間でミーティングを実施。大会に向けて気持ちを一つにするため「チームが好き。チームのために頑張りたい」と訴え、仲間の士気を高めた。

 鈴木、関根のオリンピアンの存在は3年目のチームにとって大きい。4区・岩高が「積極性を練習から学んだ」と言えば、6区・寺内も「練習のラストは2人とも強いので、付いていけば自信になる」と続けた。高橋監督は「2人が五輪に出て、夢が身近なものに感じていると思う」とうなずき、「来年以降もチーム一丸となって優勝を目指したい」と力を込めた。

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