松山&遼 6差6位終戦も…次回18年W杯で“世界一”リベンジ

[ 2016年11月28日 05:30 ]

男子ゴルフ国・地域別対抗戦ISPSハンダW杯最終日 ( 2016年11月27日    オーストラリア・メルボルン キングストン・ヒースGC=7111ヤード、パー72 )

最終ラウンド、12番でさえない表情を見せる石川(左)と松山
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 2人がそれぞれ自分のボールを打ち、ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールが行われ、4位から出た松山英樹(24=LEXUS)と石川遼(25=CASIO)の日本は7バーディー、ボギーなしの65で回り通算14アンダーに伸ばしたが、首位に6打差の6位で大会を終えた。単独首位で出たデンマークが66で回り通算20アンダーで優勝した。

 2人は「悔しい」と何度も言った。松山は「もっとバーディーを取らなきゃいけない中で取れなかった」とうつむき、石川は「足を引っ張ってしまった。絶対に勝つつもりで来たのに届かなかった」と顔をゆがめた。

 7打差を追う最終日。3番で松山が4メートルを沈めて4、5番は石川が1メートル以内につけて3連続バーディー。7番で松山が2メートルを決めて波に乗ったが、パー5の8番で潮目が変わった。石川は第1打をバンカーに打ち込み松山は第2打をバンカーに入れて2メートルのバーディーパットを外した。松山は10番で2メートル、12番は3メートルのチャンスを逃した。

 松山は「8番で僕がバーディーパットを外して流れが悪くなり10番、12番も外して遼も乗っていけない状態になった」と悔やんだ。石川も「8番から(バーディーを)取れてなかったので焦りはあった」と振り返った。

 1カ月で3勝した松山を支えたパットが今週は入らなかった。毎日自分の姿をガラスに映してフォームを修正したが、本調子に戻らない。「パットの状態が上がらなかった。チャンスにつけるからこそ入れなければいけないプレッシャーを感じていた」と漏らした。

 2人が出会ったのは中学1年生の時。長年ライバルだったが、世界ランキング日本人最上位の松山が石川を指名し初めてチームになった。17日にオーストラリア入り。練習だけでなく食事も一緒だった。世界一にはなれなかったが、過ごした時間に充実感はある。松山は「お互いの出せるものが出せなくて6位。全然チャンスがあるというのは分かった」と話した。

 次回大会は日程、開催地とも未定だが、20年東京五輪を見据え18年に日本開催で調整している。松山、石川のペアが開催国として世界一になれば最高のシナリオだ。

 松山は「遼と組んで優勝したら男子ゴルフ界を変えられると思った。それができなくて残念。次回出られるチャンスがあればまた遼と組みたいし、優勝できるように頑張りたい」。石川も「英樹とプレーできて良い経験になった。次は世界ランキングを上げて英樹と一緒にW杯に戻って来たい」と力を込めた。黄金ペアがリベンジを心に刻んだ。

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