松山が寄せて遼が入れる!黄金パターンで4バーディー

[ 2016年11月27日 05:30 ]

男子ゴルフ 国・地域別対抗戦W杯 第3日 ( 2016年11月26日    オーストラリア・メルボルン キングストン・ヒースGC=7111ヤード、パー72 )

18番、ホールアウトする石川遼(左)と松山
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 2人が1つのボールを交互に打つフォアサムが行われ、8位から出た松山英樹(24=LEXUS)と石川遼(25=CASIO)の日本は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーの4位に浮上した。70で回ったデンマークが通算14アンダーで単独首位をキープした。最終日は2人がそれぞれ自分のボールを打ち、ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールで争われる。

 伸ばすのが難しいフォアサムで71をマークし4位に浮上した。しかし松山は「優勝を目指すにはもう少しスコアが必要だった」と唇をかんだ。

 第1日は奇数ホールで松山、偶数ホールで石川が第1打を担当したが、順番を逆にした。前夜2人で作戦会議を開き、石川が提案。キングストン・ヒースGCはパー3とパー5が偶数ホールに集中している。逆の方がアイアンが正確な松山がグリーンを狙い、パットが好調な石川がバーディーパットを打つ形が増える。反対した松山も「自分のアイアンショットを生かしてバーディーチャンスをより多く(石川に)打ってもらうというのがチームが上に行くための作戦」と納得した。

 作戦は的中。4バーディーは全て松山がつくったチャンスを石川がものにした。13番は石川が1Wで330ヤード飛ばし、残り35ヤードから松山がSWで2メートルへ。14番パー5は松山がピンまで35ヤードのバンカーから3メートルへ。そして石川が確実に沈めた。

 石川は「インパクトボックス」という練習器具を持参している。パターのフェースがスクエアに当たらないと箱が回る。スタート前や終了後に打ってフェースを真っすぐ出す動きを体に覚え込ませる。地道な作業が好調なパットを支えている。

 ライン読みでは松山の助言が生きている。13番では「ちょいスラ(イス)」という相棒の言葉通りに打ってカップイン。石川は「えっと思ったけど、その通りに入った。英樹の読みは全部当たっている」とうなずいた。

 首位との差は7打に広がった。松山は「ボードを見て伸ばさなきゃきついと思いながらも、むちゃはできない。デンマークがもうちょっとスコアを落とすかなと思っていたけど」ともどかしそうだ。

 それでも目標は変えない。松山は「優勝には通算20アンダー以上が必要だと思う。50台を目指す」と言い、石川は「昨日(デンマークが)60を出したし、1人で6アンダー、7アンダーを出したい」と前を向いた。丸山茂樹、伊沢利光のペアで臨んだ02年は第3日にフォアボールで58をマークして首位に立ち優勝した。逆転は決して実現不可能なシナリオではない。

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