「みうみま」にアクシデント 書類不備で世界ジュニアへの出発延期

[ 2016年11月26日 00:50 ]

書類の不備により出発できず、フライトキャンセルの手続きで疲れた表情を見せる伊藤美誠(右)と平野美宇
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 みうみまコンビがまさかのアクシデントに見舞われた!卓球の世界ジュニア選手権(30日開幕、ケープタウン)に出場する伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(エリートアカデミー)ら女子代表4選手が、26日未明に羽田空港から現地へ向け出発予定だったが、書類不備のため出発延期となる事態となった。

 南アフリカでは15年6月1日以降、18歳以下の未成年者が入国する際、戸籍謄本や宣誓供述書の提出を義務づけている。4人はこれらの書類を用意していたものの、公証役場の印がなく、利用予定だった航空会社の職員から指摘を受けた。空港のカウンターで長時間交渉したものの打開策はなく、あえなくこの日の出発を見送ることになった。

 昨年の世界ジュニアはフランス・バンデで開催されたが、直前にパリで発生した同時多発テロの影響で、日本卓球協会は選手の派遣を見送った。2年連続のゴタゴタに、リオ五輪女子団体銅メダリストの伊藤も「世界ジュニアはいつもこうなる。何で未成年が簡単に入国できないところで大会があるの…。疲れました」と疲労しきった表情を見せた。

 土日は公的機関が休日のため、出発は週明け月曜日の28日になる見込み。この場合も現地到着は開幕日前日の29日となり、大会でも厳しい戦いを強いられるのは必至の状況となった。

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2016年11月25日のニュース