世界最高更新なるか 羽生、公式練習で4回転ループ5度着氷

[ 2016年11月25日 11:52 ]

午前の公式練習で、失敗したジャンプの地点に目をやり悔しそうな表情を見せる羽生結弦
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 フィギュアスケートのGPシリーズ・NHK杯に出場する14年ソチ五輪男子金メダリスト・羽生結弦(21=ANA)が25日午前、同日午後のショートプログラム(SP)に向けて会場の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで公式練習に参加した。

 昨季のNHK杯のSPでは106.33点の世界歴代最高得点をマークし、ファイナルでさらに110.95点と更新。24日の会見で「(再現)できる状態にある」と話していたが、この日の練習ではジャンプに波があった。曲を流しての滑走では4回転ループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転が抜けた。ただ、練習中に4回転ループは5度クリーンに着氷、4回転サルコー―3回転トーループのコンビネーションも軽やかに決めていた。

 SP9番滑走の羽生は午後8時18分頃に登場予定だ。

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2016年11月25日のニュース