WBSC会長 森氏と会談 福島開催へ「前向きに探っていきたい」

[ 2016年11月18日 15:34 ]

東京五輪組織委員会を訪れた世界野球・ソフトボール連盟フラッカリ会長(左)と出迎える東京五輪組織委員会・森喜朗会長

 20年東京五輪の追加種目に採用された野球・ソフトボールの一部の試合を福島県で開催する計画について、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長が18日に東京都内で会談した。

 10月に来日した国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東日本大震災の被災地で1次リーグの日本戦を実施する意向を明言。森会長は「バッハ会長から、会場についてフラッカリ会長とよく相談するようにと言いつかっている」と話し、フラッカリ会長は「福島の災害からの復興に野球が役立つことができると考えている。明日は現場を視察して情報を確認し、可能性を前向きに探っていきたい」と答えた。フラッカリ会長は19日に福島市のあづま球場や郡山市の開成山球場を訪ねる。

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