北京五輪メダリスト10人が失格 IOCのドーピング再検査で

[ 2016年11月18日 08:40 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は17日、2008年北京五輪のドーピング再検査で、新たにメダリスト10人を失格処分としてメダルを剥奪すると発表した。違反が発覚したのは重量挙げとレスリング、陸上の3競技16選手。銀メダリストはレスリング男子グレコローマンスタイルのハッサン・バロエフ(ロシア)とビタリー・ラヒモフ(アゼルバイジャン)、重量挙げ女子63キロ級のイリーナ・ネクラソワ(カザフスタン)の3人だった。

 銅メダリストは陸上で女子三段跳びのフリソピギ・デベツィ(ギリシャ)と男子棒高跳びのデニス・ユルチェンコ(ウクライナ)、重量挙げの4選手、レスリングの1選手。IOCは最新の分析技術で北京、12年ロンドン両五輪の検体を再検査し、順次発表している。

続きを表示

2016年11月18日のニュース