NCAAバスケが開幕 八村、デビュー戦で1得点 渡辺18得点

[ 2016年11月12日 17:06 ]

 全米大学バスケットボール(NCAA)男子の16年シーズンが11日に各地で開幕。宮城・明成高からNCAA1部のゴンザガ大に進学した八村塁(18歳=1年)はホームでのユタバレー大戦でNCAAデビューを果たし、ベンチから出て4分間プレーして3リバウンドとフリースロー1本による1得点を記録した。ただしフィールドゴール(FG)の成功はなかった。

 ゴンザガ大(ワシントン州)はNBAの名ガード、ジョン・ストックトン(元ジャズ)を輩出したバスケットボールの強豪校でWCC(ウエストコースト・カンファレンス=10校)に所属。開幕前のAP通信ランクでは14位となっている。

 試合はゴンザガ大が92―69(前半45―32)で勝利。今季初戦を白星で飾った。

 昨季の全米招待(NIT)に優勝したジョージ・ワシントン大でプレーを続けている渡辺雄太(22歳=3年)はホームでのメリーランド大イースタンショア戦に先発出場。28分プレーして3点シュートを3本中2本成功させ、チーム2位の18得点を稼いで存在感を示した。試合は75―71(前半32―22)で勝ってこちらも白星発進。ジョージ・ワシントン大は14校で構成されるアトランティック10に所属しており、今季はカンファレンスを制してNCAAトーナメント出場権を獲得したいところだ。

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2016年11月12日のニュース