次期男子代表監督・中垣内氏「深く猛省」当面は個人の活動を自粛

[ 2016年11月12日 05:30 ]

広島県内で起こした人身事故について謝罪する中垣内祐一氏

 来春からバレーボール男子日本代表監督に就任する中垣内祐一氏(49)が11日、広島県内で社用車を運転中に起こした人身事故について、大阪府堺市内で会見した。

 深く頭を下げた後に「代表監督に内定している指導者として極めてあるまじき事故であると、深く猛省しています」と、謝罪した。代表監督就任やプレミアリーグ男子の堺で務める部長職への影響については「自分のことを考える状態にない。被害者への誠心誠意の対応が今の私の急務」と話すにとどめた。

 チーム内の処分は警察の捜査が終わり次第、就業規則に沿って行われる。当面は個人の活動を自粛し、12、13日の福井市内でのリーグ戦にも同行しない。事故原因については「捜査上、コメントできない」と言及しなかった。

 事故は9日、来季入団予定の選手の島根県内の実家へ向かう途中で起きた。大阪から一人で社有車を運転し、工事規制の警備員の男性(41)をはねた。男性は頭を打ち手術。命に別条はないという。中垣内氏は、被害者に会えなかったものの、家族には謝罪した。

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2016年11月12日のニュース