白鵬 新十両の小柳高評価、自身は1000勝間近「だんだんスムーズに」

[ 2016年11月9日 16:41 ]

 史上3人目の通算千勝にあと3勝の横綱白鵬は9日、福岡県志免町の時津風部屋に出稽古した。平幕の正代や新十両の小柳らと20番取り、19勝と上々の内容。右足親指などの負傷のため、先場所を全休したが「だんだん(動きが)スムーズになってきた」と明るい表情だった。

 大器の呼び声が高い1メートル85、173キロの小柳とは7番で1敗。一気の押しを受け、たまらず土俵を割り「おー」と驚きの声を上げた。白鵬は「体形に似合わない、馬力、スピードがある」と高く評価した。

 東農大出身で23歳の小柳はざんばら髪を乱して奮闘し「ありがたい。横綱の胸を借りたからには勝ち越さないと恥ずかしい」と意気込んだ。

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2016年11月9日のニュース