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ジョセフ・ジャパン完敗発進 昨年W杯の強さどこへ…19年大丈夫?

リポビタンDチャレンジカップ2016 ( 2016年11月5日    秩父宮 )

<日本代表・アルゼンチン代表>後半 突進する日本代表・マフィ(中央)

 この秋初戦となった世界ランキング12位の日本は同9位のアルゼンチンに20―54で完敗し、初采配のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=46)の初陣は黒星に終わった。試合序盤は善戦したものの、徐々にディフェンスの穴を突かれて計7トライを許した。開幕まで3年を切った19年W杯日本大会へ向け計13人が初キャップを獲得し、伸びしろを示した一方、改めて半年遅れの新体制スタートの弊害を露呈した。

 後半35分、アルゼンチンの7トライ目が決まると、一部の観客は席を立った。前半30分までは6―8と競る展開。それが6―21で折り返し、後半は5トライを浴びた。ジョセフHCは「前半最初の20分、後半最後の20分は我々の戦いを見せられた。選手を誇りに思う」と話したが、W杯3勝の感動を知るファンはシビアだった。

 先月20日に53歳で亡くなった平尾誠二氏を追悼し、「12」を喪章として左袖に着けて臨んだ一戦。相手は15年W杯4強で、先月初旬まで南半球4強国による大会で6試合を戦っていた。一方の日本は9月1日に指揮官が来日し、代表としての練習は都合8日だけ。加えて昨年までとは全く異なる戦術を採用。チームとしての成熟度の差は歴然だった。

 象徴的だったのが前半35分、後半25分にトライを許したシーン。ジョセフHCはピッチを縦に分割したエリアごとに選手を配置するシステムのため、ボール周りの守備も手薄で、密集の横を簡単に抜かれた。スーパーラグビーのハイランダーズでも指揮官の下でプレーしたSH田中は「僕は多少理解しているが、みんなは初めて(のシステム)。チームとして成熟してなかった」と語った。

 序盤は互角だったスクラムも、前半の中盤以降は相手の猛プッシュに根負け。長谷川慎スクラムコーチは「現時点の100%はできた。あと1週間(準備期間が)あったら押されなかった」と及第点を与えたものの、国内のラグビーカレンダーが変わらない限り、1年後も2年後もわずかな練習量で初戦を迎えるという状況は変わらない。

 本来ならW杯後初の代表活動期間だった今年6月にすべき経験を、半年遅れで積んだ日本代表。ゲームキャプテンを務めた堀江は「スクラム、ラックサイドの守りをツアーの最後には良くなるようにしたい」と前向きに話したが、列強との差を縮めるのは容易ではない。

[ 2016年11月6日 05:30 ]

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