22歳・稲森 初V一直線 飛距離出なくても4バーディー66堅首

[ 2016年11月6日 05:30 ]

男子ゴルフツアー平和PGM選手権第3日 ( 2016年11月5日    千葉県印西市 総武カントリークラブ総武コース=7214ヤード、パー70 )

<平和PGM選手権 第3日>17番、豪快なティーショットを打つ稲森

 首位で出たツアー未勝利の稲森佑貴(22=グリーンゴルフ練習場)が4バーディー、ノーボギーの66と伸ばし、同じく66だった谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)と通算12アンダーの198で首位で並んだ。池田勇太(30=日清食品)は70と伸ばせず4打差3位に後退した。

 ドライバーの飛距離では池田、谷原に20~30ヤードも劣る稲森は、ほとんどのホールで第2打を一番先に打つ。それでも長い番手のクラブで確実にグリーンを捉えてバーディーを重ねていった。曲がらないゴルフで2番でバーディーを先行させ、後半も3バーディーを奪った。最終18番では第2打をグリーン右奥のラフに外しながら、2メートルに寄せてボギーなしのフィニッシュに「ショットは良かったし、パターも入ってくれてピンチも脱出できました」と満点といった口ぶりだった。

 ドライバーショットの飛距離は今季104位で平均260ヤードに届かないが、フェアウエーキープ率は70・64でトップに立っている。派手さはないが安定したゴルフが売りだ。距離の出ない選手には厳しい10番、499ヤードのパー4も残り237ヤードをアイアンではなく3Wで1・5メートルにつけてバーディーを奪った。加えて精神的にタフ。賞金王を争う2人に挟まれた最終組でのラウンドも「程よく緊張しましたが、もし最終日ならもっとワクワクしたでしょうね」と気後れの様子はなし。谷原が「緊張する雰囲気もないし頼もしいよ」と一目置いたほどだ。

 最終日をトップで迎えるのは初体験だ。再び谷原、池田と同組での戦いとなる。ツアー5年目で昨年のブリヂストン・オープンなど2位は2度ある。「長い番手のクラブでグリーンを狙うのは楽しいです」。22歳が念願の初Vに挑む。

 ◆稲森 佑貴(いなもり・ゆうき)1994年(平6)10月2日、鹿児島県生まれの22歳。中学からプロを目指し、鹿児島城西高2年の時にプロテスト合格。12年からツアー出場し、14年賞金ランク75位、15年は29位でシードを獲得した。今季の賞金ランキングは現在41位で、ダンロップ・スリクソン福島オープン、日本オープンの7位がベスト。

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