稀勢の里、肩負傷か 大関獲りの高安もさえず「攻め手を欠いた」

[ 2016年11月6日 05:30 ]

大相撲九州場所 ( 福岡国際センター )

 田子ノ浦勢はともに精彩を欠いた。

 綱獲りが振り出しに戻った稀勢の里は大関同士の稽古で1勝4敗。左肩を気にするそぶりを見せ、早めに稽古を切り上げた。関係者によると肩を痛めているもよう。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「無理しなかっただけ」と話したが、気がかりな稽古内容となった。大関獲りの高安も8勝8敗といまひとつ。「踏み込みが悪く、攻め手を欠いた。不安材料がある」とさえない表情だった。

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2016年11月6日のニュース