悠良 フリー自己ベストで6位、佳菜子11位 ポゴリラヤが優勝

[ 2016年11月6日 03:45 ]

フリーの演技をする松田悠良(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、ロシア杯最終日は5日、モスクワで行われ、女子フリーでSP7位の松田悠良(18=中京大中京)は自己ベストの116・08点をマーク、合計177・65点で6位だった。SP10位の村上佳菜子(21=中京大中京大)は95・78点、合計151・03点で11位に終わった。

 GPシリーズ初出場の松田は2つ目のジャンプで回転不足を取られたものの、冒頭の2回転半―3回転トーループ―3回転ループの大技で流れをつかむと、ほぼノーミスでフリーの演技を終えた。村上はジャンプが抜ける場面も多く、得点を伸ばせなかった。

 SP1位で昨季の世界選手権3位のアンナ・ポゴリラヤ(18=ロシア)がフリーでもトップの141・28点をマークし、合計点は自己ベストの215・21点で優勝した。SP2位のエレーナ・ラジオノワ(17=ロシア)が123・67点、合計195・60点で2位。コートニー・ヒックス(20=米国)が119・30点、合計182・98点でSP6位から巻き返し3位に入った。

 SP3位のユリア・リプニツカヤ(18=ロシア)は、演技の途中でどこか痛めた様子で一度は演技を止めたが再開。最後まで滑り切ったが得点は79・21点、合計148・46点で12位だった。リプニツカヤは10月に行われたスケートアメリカも「古傷が再発」したため欠場している。

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