ジョセフ・ジャパン完敗発進 W杯4強のアルゼンチンに20―54

[ 2016年11月5日 16:26 ]

リポビタンDチャレンジカップ2016 ( 2016年11月5日    秩父宮 )

ノーサイド前にトライを決める日本代表・ロマノラヴァ(右)

 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=46)の初陣となるテストマッチ、アルゼンチン戦が5日、秩父宮で行われ、日本は昨年のW杯イングランド大会で4強入りした強豪を相手に20―54で敗れた。

 リザーブを含めて13人が初代表という3年後を見据えた布陣で臨んだ日本は前半6分、SO田村が中央のPGを決めて3―0と先制したが、6分後に自陣でのラックから相手WTBの突破を許してトライを決められ、3―5と逆転を許す。同35分にはアルゼンチンSHランダホの抜け出しからSOサンチェスのトライを許し、リードを広げられた。日本は同23分に田村のPGで3点を返したのみで、前半は6―21で折り返した。

 日本は後半も立ち上がりに2トライを許して6―35と一方的な展開に。それでも同12分にラックでインゴールまで押し込むと、TMO(ビデオ判定)の末にNo・8マフィのトライが認められ、田村のゴールも成功して13―35と反撃した。その後は再びアルゼンチンに主導権を握られて3トライを奪われたが、終了間際にWTBレメキロマノラヴァが右サイドを疾走してトライを決め、意地を見せた。

 日本は欧州に遠征し、12日にジョージア、19日ウェールズ、26日フィジーと3試合を戦う。

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2016年11月5日のニュース