インディアンズ６８年ぶりＶに備えキャブスの試合時間変更

ワールドシリーズを開催するインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールド　（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　１日にオハイオ州クリーブランドのクイックンローンズ・アリーナで開催されるＮＢＡキャバリアーズ対ロケッツの試合開始時間が午後７時から６時に変更された。隣接するプログレッシブ・フィールドでは大リーグ・ワールドシリーズの第６戦が午後８時にプレーボール。地元インディアンズがカブスに勝てば６８年ぶりの優勝が決まるため、市内の混乱を回避するためにＮＢＡ側が開始時間を繰り上げた。

　キャバリアーズは今年６月のファイナルで初優勝。クリーブランド勢のプロスポーツ・チームとしては１９６４年のＮＦＬブラウンズ以来、５２年ぶりの優勝を飾ったが、もしインディアンズが勝つとそのわずか４カ月後にさらにもうひとつ“王者”が増える形。なおカイリー・アービング（２４歳）を含むキャバリアーズの選手たちはロケッツ戦終了後、クイックンローンズ・アリーナから１００メートル弱の距離しか離れていないプログレッシブ・フィールドに移動し、“歴史的瞬間”を目撃することになっている。