日本 団体形でアベック金 男子団体組手は銀 空手世界選手権

[ 2016年10月30日 20:25 ]

団体形の男子決勝で演武を披露する日本
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 2020年東京五輪の追加種目に決まった空手の世界選手権最終日は30日、オーストリアのリンツで行われ、団体形の決勝で日本の男子(喜友名、金城、上村)がフランスに5―0、女子(森岡、大野、山下)もスペインに5―0で勝ち、ともに2大会ぶりの金メダルを獲得した。男子の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)は個人形との2冠に輝いた。

 団体組手の決勝は荒賀龍太郎(荒賀道場)らを擁する日本の男子が前回大会優勝のイランに2―3で敗れた。日本は1970年の第1回大会以来46年ぶりの優勝はならなかった。

 日本は今大会で金6、銀2、銅1の計9個のメダルの好成績を収めた。

 東京五輪では組手の男女各3階級、男女の形がいずれも個人戦で実施され、団体は行われない。

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