サオリン、最後のシーズンは黒星発進 初参戦PFUに苦杯

[ 2016年10月30日 13:25 ]

バレーボール・Vプレミアリーグ女子 ( 2016年10月30日    東京体育館 )

<東レ・PFU>セットカウント1―3で敗れ、スタンドのファンにあいさつする木村沙織(中央)ら東レの選手
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 バレーボール・Vプレミアリーグ女子は30日、東京体育館で3試合を行い、今季限りでの引退を表明した木村沙織(30)擁する東レは同リーグ初参戦となるPFUとの初戦に臨み、1―3で黒星発進となった。

 第1セットは終始リードを奪われる展開となり、迫田以外のアタッカーが決め切れず、連続失点。最後はPFUの1メートル96のドリスの強打で、このセットを落とした。第2セットでは序盤から4連続得点と奮起。しかしレセプションが乱れ、多彩な攻撃にも対応できず、5点差を付けられて逆転を許した。

 後がない第3セットはシーソーゲームに持ち込むも、終盤でミスを連発。しかし、21―22からピンチサーバーの野村がサーブで崩し、堀川が連続得点で意地を見せデュースに。相手のタッチネット、木村のサービスエースで27―25とし、このセットをもぎ取った。

 第4セット、流れをつかみたい東レだったが終盤で踏ん張れず、リードを広げられた。苦しい展開ながらも堀川がストレートに鋭いスパイクを決めるなど躍動。しかし先にマッチポイントを許すと、23―25でこのセットも落とし、セットカウント1―3で初戦を飾れなかった。

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2016年10月30日のニュース