平尾氏の伏見工恩師“泣き虫先生”山口氏涙…「順番が違う」

[ 2016年10月21日 05:35 ]

平尾誠二さん死去

山口良治氏
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 伏見工時代の恩師である山口良治同校総監督(73)は教え子の早すぎる死に京都市内で「順番が違う。ただショックです」と涙を流した。

 一番の思い出は「中学3年の平尾を見た時にときめいたこと」。2人の出会いは中学の京都秋季大会決勝戦だった。SOとして出場していた平尾さんのプレーに「スペースが空いているなと思ったら、そこにキックを蹴り込み、ウイングが余っているなと思ったら素早く外に展開していた。あんな子とラグビーができたらいいだろうなと思った」と懐かしんだ。

 すでに京都の強豪校に進学が決まりかけていた少年に「希望、夢を語りました」と熱心に勧誘した。その思いに平尾さんが応えた。「平尾が来てくれていなかったら今の伏見工業はなかった。平尾が来るから高崎(同校GM)たちも来てくれ全国優勝できた」。

 前夜、虫の知らせなのだろうか「写真を整理していたら平尾が(当時)史上最年少で日本代表になった時のキャップ授与式で、私と2人で写っている写真が出てきた。生きているうちにこの悲しみは癒えるのかな」。“泣き虫先生”の目から、また涙があふれた。

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