ナダル、今季残り試合の欠場を発表…ツアーファイナルも出場せず

[ 2016年10月21日 03:41 ]

今季残り試合を欠場することを発表したナダル(AP)
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 男子テニスで世界ランキング6位のラファエル・ナダル(30=スペイン)が20日、痛めている左手首の回復に専念するため、今季の残りの大会を欠場することを明らかにした。

 ナダルは24日から行われるスイス・インドア、11月のパリバ・マスターズ(フランス)も欠場。現在出場圏内にいるツアー・ファイナル(ロンドン)にも出場しない。ナダルがツアー・ファイナルを欠場するのは、12、14年に次いで3度目。

 ナダルは今年、全仏オープンを左手首の故障で途中棄権。リオデジャネイロ五輪で約2カ月ぶりに復帰、ダブルスで金メダルを獲得。シングルスでは3位決定戦で錦織に敗れメダルを逃した。8日間で11試合をこなしたが、「リオ五輪に出場するために、完全に回復する前に準備不足で臨んでしまった」と説明。その後も、もともとの故障個所は完治したというが、痛みが残っており、納得するプレーができないため「来季に備えて、今は休む時だと思った」としている。

 今季ナダルは15試合に出場に2勝。4大大会は14年の全仏オープン以来優勝がない。

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2016年10月20日のニュース