春日山部屋 引退届提出12人と面談意向 日本相撲協会

[ 2016年10月20日 18:50 ]

 日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は20日、春日山親方(元幕内浜錦)の師匠辞任勧告の受諾で春日山部屋が消滅したことを受け、引退届を提出した幕下以下の力士12人に対し、協会執行部が面談する意向を明らかにした。ただ20日時点で誰とも連絡が取れていないという。

 協会は春日山親方が先代親方と係争中の年寄名跡証書を所有しておらず、秋場所中に部屋を訪れていないとの調査結果を受け、臨時理事会で辞任勧告を決めた。春日野広報部長は「理事会の決定が(力士に)しっかりと伝わっていないかもしれない。一人一人の意見を聞きたい」と述べた。

 春日山部屋後援会の関進会長は「12人が引退するに至りました。今後も増える可能性があるとも聞いています。部屋の消滅以上に残念」とのコメントを文書で発表した。

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2016年10月20日のニュース