中川親方が師匠代行で指導 春日山受け入れの追手風部屋

[ 2016年10月19日 18:32 ]

 大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が師匠の辞任勧告を受諾して春日山部屋が消滅したことを受け、力士らを受け入れる追手風親方(元幕内大翔山)は19日、川崎市内で力士らと面談し、追手風部屋付きの中川親方(元幕内旭里)が師匠代行として主に指導することを伝えた。

 力士8人と床山1人が説明を受けたが、辞任勧告撤回を求めて嘆願書を記した力士11人は欠席し、そのまま引退する可能性があるという。

 幕内遠藤が在籍する追手風部屋は埼玉県草加市にあるが、春日山部屋勢は川崎市内に残る先代親方(元幕内春日富士)時代に使用していた建物に移り、中川親方が同居する。

 11月の九州場所後に新たな継承者が決まれば、春日山部屋は再興される。追手風親方は「合併でなく、春日山部屋が再興するまでの措置」と説明した。中川親方は「まずは力士たちの心のケアをしたい」と話した。

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2016年10月19日のニュース