A東京、本拠開幕戦圧勝 選手層厚さ生かした

[ 2016年10月16日 05:37 ]

Bリーグ第4節 ( 2016年10月15日    代々木第2体育館 )

<A東京・仙台>第1クォーター、シュートするA東京・竹内(C)B.LEAGUE
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 8試合が行われ、東地区のアルバルク東京はホームで仙台に95―69と快勝し、6勝1敗とした。松井啓十郎(31)が16得点するなど5人が2桁得点を挙げて圧倒した。仙台は3勝4敗となった。また、中地区の旧NBL勢対決は、川崎が89―74でSR渋谷を下した。両チームはいずれも5勝2敗となった。

 A東京がチームカラーの赤で染まった日本バスケットの聖地、代々木第2体育館のファンを沸かせた。米コロンビア大卒の日本代表シューター松井が「真っ赤なTシャツを着たファンにエネルギーをもらいました」と3点シュートを4本成功させれば、1メートル92のエース田中は第2Qに速攻から両手でダンクを叩き込むなど10得点。2メートル7の竹内は外国人選手相手にゴール下をねじ込むなど12得点をマークした。外国人選手2人を含む5人が2桁得点。リーグNo・1とも言われる選手層の厚さを生かしたバランスのいい攻撃で、仙台に26点差をつけて圧勝した。

 ホーム開幕戦を派手に飾ったが、伊藤監督は「欲しい時にパスがこないなど、まだ攻撃がかみ合っていることが少ない」と満足はしていない。今季は主力の入れ替わりが多く、チームづくりは試行錯誤を続けている段階。Bリーグ初代王座獲得に向けて、高い理想を追求していく。

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