日大ヒヤヒヤ10位 石川主将「大学駅伝引退かと覚悟した」

[ 2016年10月16日 06:13 ]

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 ( 2016年10月15日    陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園の20キロ )

1位でゴールする日大・ワンブィ
Photo By スポニチ

 優勝12回で昨年の予選会1位の名門・日大はヒヤヒヤの本戦切符獲得だった。結果発表では最後に校名を読み上げられ、石川颯真主将(4年)は「大学駅伝引退かと覚悟した。(発表を待った)数分間が長かった」と安堵(あんど)の息をついた。

 ケニア人留学生のマセンゲワンブィ(2年)は12キロすぎに右ふくらはぎを痛めたそうだが「自分を信じて走った」と個人1位、石川も同7位とチームに貢献。だが、3番手以降の失速が苦戦の要因となった。石川は「力不足を痛感した。本戦まで時間は少ないけれど、伝統や先輩たちの功績に恥じない走りをしたい」と立て直しを誓った。

続きを表示

2016年10月16日のニュース