勇太2週連続Vへ猛追2位「休憩あったのが逆に良かったかも」

[ 2016年10月16日 05:30 ]

男子ゴルフツアー日本オープン第3日 ( 2016年10月15日    埼玉県入間市 狭山ゴルフクラブ=7208ヤード、パー70 )

第3日、12番グリーンでラインを読む池田勇太。通算3アンダーで2位
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 池田は後半に急浮上した。前半をパープレーで終え10番からはチャンスを逃す展開が続いた。しかし13番はバンカーから3・5メートルへ、14番は残り112ヤードからピン手前2・5メートルに付けて、15番は残り133ヤードのラフからピン50センチにぴたり。3連続バーディーで加速した。

 「(バーディーパットを)外して、外して、外してという感じだったので、13番で前(の組)が詰まっていて20分くらい休憩があったのが逆に良かったかも」。341ヤード13番パー4は1オンが狙えるため進行が遅れる。

 池田の組は20分待たされたが、芝の上に座ってギャラリーと「いい流れできたのに疲れちゃうね。俺は座ってるけどみんなは立ってるしね」などと世間話を楽しんだ。それが気分転換になって猛チャージにつながった。

 日本オープンは14年に優勝、昨年は2位。「この3年間、最終日に向けて良い感じで日本オープンを戦えている。昨年はああいう結果になったけど、今年は今年で新たな気持ちでしっかり戦えばいい」。2年ぶりの戴冠、2週連続優勝に照準を定めた。

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2016年10月16日のニュース