田臥栃木6連勝!新戦力かみ合い上り調子

[ 2016年10月14日 05:30 ]

Bリーグ第4節第1日 ( 2016年10月14日    北海きたえーる )

<北海道・栃木>リバウンドを奪う栃木・ロシター(右)
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 札幌市の北海きたえーるで東地区同士の1試合が行われ、首位栃木が85―71で北海道を下して6連勝を飾り、6勝1敗とした。連勝が2で止まった北海道は3勝4敗。栃木は司令塔の田臥のパスからリズムをつかみ、ロシター、竹内らの活躍で得点を重ねた。前半を10点リードで折り返し、後半も流れを渡さなかった。

 竹内、ギブスら新戦力がかみ合い、優勝候補の栃木が上昇気流に乗ってきた。上り調子だった北海道に敵地で完勝し、6連勝。それでも田臥は「勝ち星は重ねているけど、もっと良くしていかないといけない」と満足する様子はなかった。

 第1クオーターはほぼ互角。だが、第2クオーターで一気にリードを広げた。田臥がロシターへのロングパスをきれいに通して豪快なダンクシュートをアシスト。その後も鮮やかなパス回しから、バランスよく得点を重ねた。米NBAでプレー経験のある36歳の司令塔がベンチに座っている時間帯も優位に試合を進め総合力の高さを示した。

 連係面に課題を残し、黒星を喫した開幕戦の姿はもうない。ゴール下で強さを見せた日本代表の竹内も「ゲームをするにつれて良くなっている」と手応えを口にした。「初代王者になりたい」という田臥の思いを実現するため、チームは成長を続けながら連勝街道を突き進む。

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2016年10月14日のニュース