バッカニアーズ、連敗3でストップ 新人・アグアイヨが決勝FG

[ 2016年10月11日 14:36 ]

決勝のFGを成功させたバッカニアーズのアグアイヨ(19)(AP)
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 NFLは10日に第5週のマンデーナイト1試合を北カロライナ州シャーロットで行い、バッカニアーズが17―14(前半6―0)で地元のパンサーズを下して2勝3敗。残り3秒からのプレーで、この日33ヤードと46ヤードの2本のFGを外していた新人キッカー、ロベルト・アグアイヨ(22歳)が38ヤードのFGを成功させて連敗を3でくい止めた。

 2013年に全米大学最優秀選手に与えられるハイズマン賞を受賞しているQBジェイミス・ウィンストン(22歳)は30回のパス試投で18回を成功させ1TDを獲得。1メートル68、93キロのRBジャクイズ・ロジャース(26歳)は30回のキャリーで自己最多の101ヤードを走破し、相手のミスにも恵まれて敵地で貴重な白星をもぎとった。

 昨季のスーパーボウルに出場したパンサーズは3連敗で1勝4敗。2010年のハイズマン受賞者、QBキャム・ニュートン(27歳)は脳振とうの影響で欠場し、ベテランのデレク・アンダーソン(33歳)が先発したが、インターセプトとファンブルをともに2度犯して流れを引き寄せられなかった。

 第4Qの残り17秒には、ディフェンスエンド(DE)のコニー・アーリー(24歳)がRBロジャースのフェイスマスクをつかんで15ヤードの罰退をとられ、相手をFG圏内に引き寄せてしまう痛恨の反則。タイトエンド(TE)のグレグ・オルセン(31歳)は9回のレシーブで自己最多の181ヤードをマークするなど奮闘したが、最後はミスに泣いた。

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