奈紗 史上最年少プロへ転向準備着々 推薦人は一之瀬に依頼

[ 2016年10月7日 05:30 ]

<スタンレーレディスプロアマ>練習グリーンで一ノ瀬優希(右)と話す畑岡奈紗
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 女子ゴルフのスタンレー・レディースは7日に静岡・東名CC(6586ヤード、パー72)で開幕する。先週の日本女子オープンで史上初のアマチュア優勝を飾った畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)は、開幕前日の6日、練習場で最終調整を行った。週明けにも予定されているプロ転向を前に、推薦人を一ノ瀬優希(28=ミロク情報サービス)に依頼したことが判明。プロ転向に向けた準備を着々と進めている。

 史上最年少プロ誕生へ向け、準備は整いつつある。「プロになりたいです」と話した畑岡だが、今後プロ転向し、ツアー出場のため日本女子プロゴルフ協会に単年登録をする際に必要な推薦人を、ツアー通算3勝の一ノ瀬優希に依頼したことが分かった。

 2人は畑岡のツアー初戦だった昨年の樋口久子pontaレディースの初日に同組でラウンドした。推薦人はLPGA在籍5年以上という条件があるが、一ノ瀬は07年のプロテストに合格しており資格を満たしている上、今年はミーティング委員長も任されるなど人望が厚い。17歳のお願いを受け「えっ私が?ってびっくりしたけれど、引き受けました」と快諾したことを明かした。

 畑岡は開幕前日の6日はラウンドをせず、練習場で約3時間の最終調整を行った。「前日より状態は良くない」と1Wショットでは何度も首をひねり、納得するまで黙々と打ち込んだ。連戦による疲労もたまってきてはいるが、「イ・ボミさん、笠りつ子さんと回れるのは楽しみ」と開幕を心待ちにした。

 ▼推薦人 アマがツアーで優勝した場合、優勝の翌日から2週間経過後、最初に到来する金曜日の午後5時までにツアープロとして単年登録の申請をLPGAに行い、承認が得られればツアーに出場できる。この単年登録を行う際にLPGA入会後、5年以上が経過したプロの推薦が必要となる。また、プロテストを突破してLPGA会員として協会に登録する場合は、推薦人が2人必要となる。

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