大地スポーツ庁長官 五輪会場見直しに「よく検証しないと混乱」

[ 2016年10月3日 20:20 ]

 スポーツ庁の鈴木大地長官は3日、2020年東京五輪・パラリンピックの準備を検証する都の調査チームが建設費高騰を理由にボート会場の建設中止を含む見直し案を提言したことについて「(計画変更で)費用がいくらかかるのかをよく検証しないとさらに混乱が起きる」と慎重な検討が必要との認識を示した。

 調査チームは代替会場として、宮城県登米市の長沼ボート場を挙げたが、実現性を疑問視する声も出ている。長官は地方会場を使う場合は、施設の改修や選手村の分村、輸送などで費用がかさむ可能性もあると指摘し「見直すなら、どういう形でやれるかが大事だ」と述べた。

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2016年10月3日のニュース