国際ボート連盟会長が五輪会場予定地を視察

[ 2016年10月3日 10:40 ]

 国際ボート連盟のロラン会長が3日、東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリントの会場となる「海の森水上競技場」の建設予定地を視察した。同競技場を巡っては、開催費用などを検証する東京都の調査チームが、建設中止を含めた見直しを小池百合子知事に提言している。

 都の調査チームは五輪の開催経費の高騰を問題視し、既存の宮城県登米市の長沼ボート場を代替会場の候補に挙げたほか、建設する場合でも仮設とすることを提言した。国際ボート連盟は海の森水上競技場を「国際連盟や国際オリンピック委員会(IOC)に承認された会場として認識している」との声明を発表している。

 ロラン会長は同日午後に小池知事を表敬訪問する。

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2016年10月3日のニュース