山口茜“天敵”相手に逆転V!スーパーシリーズ2勝目、成長実感

[ 2016年10月3日 05:30 ]

山口茜

 バドミントンのスーパーシリーズ、韓国オープンは2日、ソウルで各種目の決勝が行われ、女子シングルスで世界ランキング10位の山口茜(19=再春館製薬所)が、同7位の成(ソン)池(ジ)鉉(ヒョン)(韓国)に2―1(20―22、21―15、21―18)で逆転勝ちし、同シリーズで3年ぶりに優勝した。スーパーシリーズは年間12戦で世界のトップ選手が参加。山口は13年9月のヨネックス・オープン・ジャパン以来の2勝目。12月に行われるスーパーシリーズ・ファイナル出場にも大きく前進した。

 過去1勝4敗だった成池鉉を1時間14分の激戦の末に逆転し「第1ゲームを取られても落ち込まなかったのが良かった」と胸を張った。相手は1メートル75の長身で強打が武器だが、「相手の方が動けない。丁寧にラリーを続けたら大丈夫」と長期戦なら有利と読み、粘り勝ちした。スーパーシリーズ2勝目に「何も知らない16歳での優勝だった3年前とは意味合いが違う」と成長を実感していた。

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2016年10月3日のニュース