76ersまた不運…ドラフトトップ指名のシモンズが右足骨折

[ 2016年10月1日 15:09 ]

右足を骨折した76ersのシモンズ(AP)

 NBAドラフトの全体トップで76ersに指名されたフォワードのベン・シモンズ(20歳)が30日、ニュージャージー州ギャロウェイのストックトン大で行われてたキャンプの紅白戦の最中に右足の第5中足骨を骨折。同選手はサマーリーグでも両足を故障しており、回復までにどれくらいかかるのかは明らかにされなかった。

 2メートル8、108キロのシモンズはオーストラリアの出身。ルイジアナ州立大に在籍していた昨季は33試合に出場して19・2得点、11・8リバウンド、4・8アシストをマークし、元レイカーズのマジック・ジョンソン型のオールラウンダーとして注目を集めていた。即戦力としての期待は高く、今月26日の開幕戦(対サンダー)でも先発が予想されていたがこの故障で今後の起用方法は白紙。長期離脱となれば、新人王への選考にも影響を与えそうだ。

 76ersのドラフト上位指名選手は故障続き。2013年の全体6番目に指名したナーレンズ・ノエル(22歳=2メートル11)は左膝前十字じん帯の断裂で初年度のシーズンを全休している。14年全体3番目に指名したジョエル・エンビード(22歳=2メートル13)は度重なった右足の故障でこの2シーズン、一度も試合には出場していない。昨年のドラフトで全体3番目に指名したジャーリル・オカフォー(20歳=2メートル11)は53試合に出場して17・5得点をマークしたが、後半戦に入って右膝を手術。4年連続でチームのトップ指名選手が故障で戦列を離脱するという不運な事態に陥っている。

続きを表示

2016年10月1日のニュース