萩野 右肘内視鏡手術も…世界水泳へぶっつけ日本選手権出場も

[ 2016年9月27日 06:51 ]

リオデジャネイロ五輪・パラリンピック水泳日本代表の報告会で談笑する萩野公介(左)と金藤理絵

 競泳男子エースの萩野公介(22=東洋大)が26日、都内で開かれた日本水連のリオデジャネイロ五輪報告会に出席。28日に右肘の内視鏡手術を受ける予定で復帰戦が来年4月の日本選手権になるプランを明かした。

 昨年6月に右肘を骨折。患部にできた余分な骨を除去する手術は2~3時間となる見通しで、術後1カ月ほどで水中練習を再開できるという。「満足する状況になるまで焦らずじっくり治したい」。しばらくは回復に努める予定だが「世界選手権を欠場することは考えられない。世界大会に出て経験を積んでいかないといけない」と強調。来夏の世界選手権(ハンガリー)への参戦意欲を示しつつ「最悪、ぶっつけ日本選手権でもいい」とその選考レースが復帰戦となる可能性に言及した。

 萩野は来年3月に東洋大を卒業する見込み。来春以降の所属先について「鋭意模索中。いろんな可能性を考えながら決めたい」と語った。そして「迷惑が掛からない時期に決めたい」と“早期決着”の意向を口にした。

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2016年9月27日のニュース