松友に徳島県民栄誉賞　“県外”高橋にも特別賞

徳島県庁を訪れ、出迎えの人たちに笑顔で応えるリオ五輪バドミントン女子ダブルス金の松友美佐紀選手（右）と高橋礼華選手

　徳島県はリオ五輪バドミントン女子ダブルスの金メダリストで同県藍住町出身の松友美佐紀（２４）に県民栄誉賞を、ペアで奈良県橿原市出身高橋礼華（２６＝ともに日本ユニシス）に特別功労賞を授与した。

　２人が県庁の玄関ホールに到着すると、県民らが「おめでとう」と歓声と拍手で出迎え、２人も笑顔で手を振って応えた。その後、応接室で贈呈式が開かれ飯泉嘉門知事から賞が手渡された。記者会見で松友は「改めて多くの方が応援してくれていたことを実感した。感謝の気持ちでいっぱい」と話し、高橋は「諦めなければ何かが起こることを示せたのでは」と胸を張った。